こんにちは!
寒さも強まり、乾燥する日が続いていますね❄
湿度が低いと肌も乾燥します。乾燥対策をして潤いのある肌を整えてくださいね😊
今回は、お口の中の乾燥とお口の中の病気(むし歯や歯周病など)についてお話します!
お口の中の乾燥は唾液の量が減ることによっておきます。
★唾液の量が減る原因
①加齢によるもの
②薬によるもの
③運動による多量の汗の分泌で体内の水分量が減るとき
④シェーグレン症候群(唾液が減る病気)
など様々な原因があります。
★唾液の役割
①消化を助ける
唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)が、食べ物に含まれるでんぷんを分解し、胃で消化されやすい状態にします。
②口の清潔を保つ
口の中の食べカスを洗い流し、口の中をきれいにして虫歯や口臭を防ぎます。
③味を感じやすくする
舌にある味蕾(みらい)に唾液が味のもととなる物質を運ぶことで、食べ物の味を感じることができます。
④食べ物を飲み込みやすくする
かたくパサパサしたものでも、唾液とまざることで、まとまって噛みやすく飲み込みやすい物性になります。
⑤口の健康を保つ
唾液が口の中の粘膜全体を覆って保湿・保護します。唾液に含まれるカルシウムやリンなどは、歯の再石灰化を促し虫歯になりにくくします。
⑥全身の健康を保つ
口から入ってくる細菌の増殖を防ぐ「抗菌作用を持つ」、がんの原因にもなる「活性酸素を減少させる」、なども報告されています。
このようにお口の中の乾燥が起こる(唾液の量が減る)と上記のような健康が保てなくなります。
加齢や病気による唾液の量の減少の場合は保湿剤を使うなどの処置を行うことができます。
最近、飲み込みにくい、口が乾燥するとお悩みの方はぜひ当院へ来院してくださいね🤗