口腔外科
口腔外科とは
口腔、顎、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を扱う診療科です。
この領域には歯が原因となるものから癌までさまざまな疾患が発生します。
また交通事故やスポーツなどの外傷、顎変形症ならびに唾液腺疾患などの外科的疾患のほかにも、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も含まれます。
この領域の異常は、食事や発音・会話がうまくできないなどの機能的な障害に加えて審美的な障害も生じます。
治療により口腔・顎顔面全体の自然な形態や機能が回復すると、顔全体がいきいきとし、健康的な美しさを取り戻すことができます。
そのお手伝いをするのが口腔外科です。
口腔内検診
三宅歯科医院では、口腔内蛍光観察装置を使用した口腔粘膜の異常を観察する検診を受診できます。
定期的な『口腔内検診』を受けましょう!
口腔がんは早期発見、治療が重要です。
お口の中にも「がん」ができることをご存知ですか?
なかなか治らない口内炎や舌炎、それはお口のがんかもしれません。口腔がんは、口腔底(舌の下)や舌側縁(舌の横)などに多く発生しますが、歯肉や唇などにできることがあります。
口腔がんは早期発見し、適切な治療が行われれば、十分に治癒が見込めます。
口腔がん、咽頭がんの2017年度の罹患数は、22,033人、また死亡数は7,454人となっており、口腔がん罹患数は年々増加傾向を示しています。(厚生労働省HPより)
進行したがんに対しては、手術により舌や顎、頬を切除しなくてはなりません。
飲食、話すこと、などといったお口の機能が妨げられ、「生活の質」が大きく低下してしまう場合があります。
早期発見・早期治療が何よりも重要です!
三宅歯科医院での定期的な「口腔内検診」をぜひ受けましょう。
三宅歯科医院では、口腔内蛍光観察装置『VELscope®Vx』を使用した口腔粘膜の異常を観察する口腔内検診を行っています。
口腔内蛍光装置では、細胞組織の自家蛍光を利用して口腔粘液を観察できることから、小さな異常も早期に発見できます。
口腔内の染色は行いませんので、通常の検診と同様に受診いただけます。
口腔内検診については、お気軽に三宅歯科医院へご相談ください。